今年のサロン・デュ・ショコラ

今日はチョコレートの祭りである『サロン・デュ・ショコラ』へ。昨年は子どもの風邪でお買い物を友人に泣く泣くお願いしましたが、わたしにとっては今年で４年目の激しく燃える祭りです～

もちろんの初日です。もちろんの開店１時間前到着です。しかし正面玄関にはすでに３０人ほどの人が並んでいました。。。

最初の狙いを『ベルナシオン』に定めたため、列が階段にのびることを考えての、あえての階段。１階から６階まで、みんな猛ダッシュ。ヒールのあるブーツで行くもんじゃありません。来年はスニーカーで（笑）

『ベルナシオン』４年目にして初めて買ったんです。リヨンに心は飛んで行ってしまいました。
飛行機代を考えればたいしたことないよね～という言い訳が頭の中を支配します。

ショコラの詰め合わせには代表作のパレドールも４つ入ってるしね。いいよね、買っちゃおう♪

今年はショコラの箱にサインしてもらうことにしました～しかも『sweets』で（笑）
ブログのネームなんですと一応言って。するとベルナシオンさん、『このパッケージのデザインはどうですか？』（驚）まさかの会話です。おお～やっぱりフランス語勉強しよう。。。
日本のサロン・デュ・ショコラ限定の詰め合わせで、カカオを運んでくる船をイメージしたという新しいパッケージ・デザインだったんですね～
よくよく見るとカカオの起源、アステカ文明っぽいイメージ？頑なな職人さんのお店だから、実はすごい冒険だったのかな？
・・・な～んてフランス語で言えたらよかったんですけどね！
そして握手を。すごく分厚い、大きい手。どんなに重い鍋も軽々と持てることでしょう！

次に並んだのは『パスカル・ル・ガック』。今度はサンジェルマン・アン・レーというパリ郊外に心が飛んでいきます。お城がある街だそうです。

ル・ガックさん、穏やかな感じの方ですね～『メゾン・ド・ショコラ』で２５年も働いていたとのこと。
わたしが１０年前にパリでひとり食い倒れショコラを楽しんだ時、『メゾン～』でプチフールを箱いっぱい買ってホテルの部屋で食べて大満足した思い出が❤
ボンボンショコラの形がキレイです。
フランスでの評価がとっても高いお方なので、期待が高まりますねぇ♪
ここでも『sweets』で箱にサインをお願いしたら、『sweetsでブログ見れますか？』と再び会話が!!
残念です。きっとたどり着けないと思う。。。そしてル・ガックさんの手もがっしり大きかったです。
ベルナシオンさんよりはやわらかめ（笑）

わたしにとって最も理想のショコラ『ファブリス・ジロット』。やっぱりここが大好き。年に１回しか買えないのが、ますます気分盛り上がります♪

新作ひとつを買うつもりが・・・ショーケースを見ながら心はディジョンへ～ひとつに絞れませんでした・・・

毎年買う『テロワール・ド・ブルゴーニュ』はデザインが変わったけど、味はそのまま変わってません。
ブルゴーニュ産の果実とカカオの香りがたまりません。食べた後、カカオの香りが鼻に抜ける度合いがすごい。ジロットさんのすごさはそこじゃないかと思うのです。

アジアのイメージだそうで、イランイランとか珍しい香りを楽しめそうで買ってしまいました。

これが新作、カカオの違いを楽しむショコラ。このデザインもものすごくアステカ文明っぽい。
アステカ文明・・・ペルー・・・今マチュピチュが大変なことになってますね・・・
１５年くらい前にナスカの地上絵とマチュピチュに行ったことがあるのです。教科書に載ってる通りの、コンドルが飛んでいく～みたいな、それはそれは素晴らしいところです。早く復旧することを祈って。
どうしても早く食べたくて、帰宅して早々、この『アクアカオ』の『ペルー』をいただきました。

１年ぶりの香りだ～!!やっぱり美味しい。。。食べた後の余韻を楽しめるかどうかが大切なんです、ホント。

ジロットさんにも箱にサインをお願いしましたが、通訳さんにバレンタイン用ですか？と聞かれたので『いえいえ、ぜ～んぶ自分用ですよ』と言ったのをそのままジロットさんに伝えると、『ウヒュ～』と驚くジロットさん。でも嬉しいはずよね。

おととし、ジロットさんのセミナーに当たって行きましたと話すと、『覚えてますよ～』と軽くのってくるあたり、だいぶこのサロン・デュ・ショコラの雰囲気に慣れてきましたね～２年前はそんな冗談も言わない感じだったのに（笑）握手するのも、なんとなく軽い感じでやわらかかったです、ハハハ。

友人が代わりに並んで買ってくれたセレクションボックス『オペラ』。なんとDVD付き。
ル・ガックさんのショコラも入っているけど、『ジャン＝ポール・エヴァン』『ジャック・ジュナン』『ジャン＝シャルル・ロシュー』『マルク・ドゥバイヨル』『メゾン・フェルベール』といった他の５人のショコラは買ってないからちょうどよかった！